ExcelVBA覚書 誰かが使ってる・・・

Excelファイルを開く。
だけど、誰かが開いているから保存はできないよ。
だから処理をやめるね。

ってなことがやりたい!ということで調べてみた。
なんか、Open xxx For Append とか Open xxx For Binary とかで誰かがつかんでることを確認する方法とかあったのだけど、ファイルがちょっと特殊なところにあり、こういうことができない。
それに、パスワード設定しているため、誰かが使っているときにReadOnlyをFalseにして開くと、パスワードまで聞いてくる始末・・・
なので、脳みその10%をフル活用してみた。

'
' 引数で指定されたパスを開いて、開いたブックを返す
' (ここではパスワード設定は省略)
Private Function OpenBook(filePath As String, readonlyFlg as Boolean) As Workbook

    Dim fileName As String

    On Error Goto ErrorFunc

    '(1) とにかく読取専用で開く(確認メッセージとか出さない)
    Set OpenBook=  Application.Workbooks.Open(Filename:=filePath , UpdateLinks:=False _
                                              , Notify:=False, ReadOnly:=True)
    '(2) 読取専用で開くときはここで終わり
    If readonlyFlg Then Exit Function

    '(3) 開いたブックを読み書きできるようにする(確認メッセージとか出さない)
    fileName = OpenBook.Name
    OpenBook.ChangeFileAccess Mode:=xlReadWrite, Notify:=False

    '(4) なぜか、開き直しになり設定が切れてしまうので、もう一度設定しなおす
    Set OpenBook = Workbooks(fileName)

    '(5)ファイルが読取専用でなかったら、編集可能なブック!
    If Not OpenBook.ReadOnly Then Exit Funtion

    '(6) OpenBook.ReadOnly = True なら、誰かが掴んでる!=> 閉じる
    OpenBook.Close SaveChanges:=False
    Set OpenBook = Nothing
    Exit Function

ErrorFunc:

    '指定したパスのファイルがないときは、(1)でエラー発生し、ここに来る!

End Function 

ということで、回りくどいやり方をすれば何とかできることが分かった。
上の例だと、ファイルがないときも、開けないときもNothingで返してしまうので、区別したいときはフラグを返してやるとか工夫が必要。

ブックを開いた後は

    OpenBook.Windows(1).WindowState = xlMinimized

で最小化しておくと、画面のちらつきは最小限で済む。

で、これが「特殊な環境下」でうまく動くかどうかはまだ試せていない。

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