季節柄混んでいる京都へわざわざ行ってきた。
バスに乗ったら後ろに座ってるおっさん(たぶん同世代)が、停留所が多いことに文句を言っており、
「だったら、タクシーでも乗れ!」
と言いたい気持ちを必死に抑えていた。
停留所が多いって、何のためのバスだと思ってるんだ?
しかも、循環系統のバスに乗って・・・
それはともかく、文化イベントが11/6まであったために、京都は混んでいた。
それを知ってて行った訳だから、私は文句を言える立場ではない。
阪急の京都線も混んでたけど、高槻か桂あたりで座れるんじゃないかと思ったら座れたのでよかった。
そうしてまずいったところが八坂倶楽部。
八坂倶楽部前には、まゆまろが居た。
思わず、一緒に写真を撮ってほしい!って思ったが、そんな歳でもないことは私自身が一番よく知っている。
まゆまろは動くのが大変なようで、着陸後の飛行機のようにスタッフに誘導されていたのが、ちょっと笑えた。
まゆまろの妹はいなかった。彼女はイマイチだと思う。どうして、妹なんぞ作ったのか?
同じスタイルならよかったのに、細身だからかわいく感じないのだ。
まぁ、そんなことはどうでもよい。
久しぶりの歌舞練場や、子供のころに見た庭園に懐かしさをおぼえた。ちょっと色あせて見えたが、それでも嬉しかった。きっと雨空のせいでそう見えたのだろう。
帰ろうかと思ったら、前々から欲しかった風呂敷が300円で、かつ模様付けが体験できるとのこと。
さっそくチャレンジだ。
ふとみると、売り物にならない(柄がつぶれている)風呂敷であることがわかったが、私には十分だ。300円は安すぎる。いや、良心的過ぎるとさえ思われる。
ここで、まゆまろの絵柄をプリントアウト(ってか、顔料を糊付け?)して乾かしてもらって、そうして鞄にするノウハウを学ぶ。(と書くと大げさだが、包み方を教えてもらって、鞄を作ったのだ。)
なんか楽しかった。そこで作った風呂敷バッグを肩から提げて、町中をうろうろする。
市バスの1日乗車券を使って、昼ごはんを食べに行った先は、久しぶりの母校。
久しぶりにあの5号館の学食を食べたくなって、行ってみた。
おかずにミニカツどんにかけうどんで430円。
学生時代かけうどんだけってときもあったなぁ~。100円だもん。惣菜パンより安い。
初めて食べたとき、ご飯にタマゴスープかけてる・・・って思ったのが親子丼。
これはハッキリいって親子丼ではないし、鶏肉はシーチキンだし、何をとってもおいしくないのだが、その不味さが癖になると言うか、要はお金がなかったので食べるものが限られていて、いつも親子丼&かけうどんか、脂ぎった和風山菜パスタかのどちらかたべていたので、私にとっては思い出の味なのである。
今日はちょっと贅沢にミニカツどんにしてみた。といっても130円。
滅多に食べなかった、おかずなんかも頼んでリッチになった気分。(おかず単体で200円)
で、当然ながら食べすぎたが、たまにしか来れないので、嬉しかった。
住むのなら大学のそばだな。とりあえず食費は浮く。
そうして、ただ学食でランチしただけで、再び市バスで河原町三条へ。
京都のMOSDOに行くためだけど、途中ロフトに立ち寄り、傘をかう。
自動開閉式の折り畳み傘も3,000円以内で変えるようになったのだなぁ・・・と感慨深げな私。
(でも壊れやすいんだろうな、安もんは)
で、MOSDO。
ここはサンドイッチとパニーニとスイーツのお店。
(もう、MOSはどこかに飛んでいっていると思われる、不思議なお店なのである)
ここでは、イートインでしか食べられないスイーツがあるので、テイクアウトとは別にスイーツを注文してみるが、別段ちょっと高級なミスドな感じでそれ以上は期待しないほうがいいだろう。(まぁ、そんな期待はしないだろうが)
これよりは、難波にある蒸しドーナツの店のほうが私は好きだ。
だが、ここにはサンドイッチがある。豚しょうが焼きとか、肉味噌とか、ひじきとかなんだかご飯と一緒に食べるような具のはいったサンドイッチやパニーニはなかなかおいしかった。
もう少し、パン生地が薄味で、バター感とかがないほうが具の味が引き立っていいと思う。ちょっと甘みが多くってそこがイマイチだった。
(まぁ、ご飯っぽく甘めにしたのかもしれないけど)
もうちょっと安価だったらいいんだけど、贅沢は言うまい。日本の食産業を支えるのだ!(大げさすぎるか?)
さぁ、今日も鱈腹食べたぞ!と疲れて帰途に着く。
いろいろ行って、いろいろ食べて、いろいろ買ったわりに、そんなに浪費した感がしなかったのが嬉しい。
が、体重計に乗るのは控えよう。
紅葉の見頃は2,3週間後と予想。