カテゴリー: Travel

平田弘史→細雪→KITTE

東京に行ってきた。
というのは、弥生美術館でやっている「平田弘史に刮目せよ!」に途轍もなく心惹かれた所為だった。
せっかく東京に行くのだから、ついでに何かやりたいもんだ!と思っていたら、そういえば東京と博多でしか上演しない「細雪」の舞台があるではないか。
早速いくことにした。他にいろいろ美術館の特別展示なんかを確認してみたのだが、スケジュール的に移動だけで結構時間が喰ってしまうため、とりあえず、あとは東京駅のあたりで旨いモノでも食べられたらいいなぁ~的な感じで東京へ出発したのである。

弥生美術館「平田弘史に刮目せよ!」

刮目しにきたぞ!!と入って、ぐるりと1周。

凄いよ!とにかく凄いよ!!!

迫力とか、いやそもそもパターンなんてない時代に、自分で全部やっちゃってるのね。
(途中アシをいれたり、奥さんにさせたりしていたようだけど)

サイン入りの画集を買おうか迷ったのだけど、結局漫画が読みたいから、ちょっとクールダウンして買うのを見合わせたのだが、「嗚呼、どうして大阪には来てくれないのだ!」と心の中でため息をついた。

明治座『細雪』

あの、有名なお芝居である。
船場や芦屋・神戸、といった、まぁ馴染みのあるっていえばあるし、ないっちゅうったらない場所が舞台になっている、かつ大阪弁(船場ことば)なので、久しぶりに、昔の大阪を懐かしむ、そんな芝居をみてみたいって思ったのですよ、私。
芝居は、まぁ3時間にまとめるために、端折るは、入替えるは、つなぎ合わせるは、もう原作アレンジしまくりな感じで、結局、

美しい人が、美しい桜の下に立ってたら、もうそんでかましませんねん!!!

みたいに終わった。いや、それで満足するんだから、これが!

<1幕目>
大阪弁がうん?ってところもあったのだが、2幕目以降はほぼほぼすんなり。
(太川陽介さんの大阪弁が意外にイマイチだったな。)
こいさんが、いきなり赤いワンピースで登場したら、客席が「うぉっ」って感じに。
<2幕目>
なんでか、ここでこいさんが啓坊と駆け落ちした話に・・・
いや、あれは若気の至りなので、もっと早く出さないと意味がないんちゃうの?
<3幕目>
橋爪淳さんが相変わらず男前(声もええねぇ)で安心。
雪子は結婚がきまって、心の中ではしゃぎまくり!みたいな感じだが、原作ではマリッジブルーみたいになって、下痢ピーで終わるんだよねぇ・・・
こいさんは原作では、本家が東京に移ってから絶縁されたはず。
なのに、大阪に家がある状態で絶縁されたこいさんが大阪の家に戻ってきてエンディング。

という、まぁ原作読んでたら、????みたいな話なんですけど、最後はゴージャスに4姉妹揃って見得?きっておしまい。

いいんです、もう。いいんですよ、これで!

ということで、この日はアフタートークショー付。
だったのだが、埼玉から来た団体さんは「バスが来てますので~~~」といわれて、トークショーの前に名残惜しそうに退散。
川崎麻世さんに「帰っちゃうの?」とか言われてたけど、「帰りたくないぃ~」って後ろ髪ひかれてた・・・
かわいそうに、2,30分ぐらいええやん!と思うのだけど、バスの出発が遅れると家に帰れないんだろうね。
そこらへんは容赦のない添乗員。

トークショーは川崎麻世、紫吹淳、壮一帆のお三方。川崎さんがMCになって話を進めていく。

女性2人とも宝塚出身の人で、「細雪」には宝塚の人がいっぱい出てますねぇ・・・みたいな話に。
で、「細雪」出演については、壮さんは「本当に感謝している」みたいなことをおっしゃり、紫吹さんは、宝塚時代、東京での舞台があったとき、同じ時期に細雪をやっていて、「今それに出られるというのは非常に感慨深い」、みたいなことをおっしゃった。

あとは、男であった時間の方がまだ長いって話。
壮さんは、「TVでも言ったのだが、座っているときに気が緩むと脚が開いちゃって、水野さんにバチっ修正とされる」ということで、なにぶん「女に戻ってる最中」なので、ガサツなのはご容赦を・・・みたいに言ってはった。
そうすると、紫吹さんも「私もまだ男だった時間の方が長い」って。

ん~~、宝塚恐るべし!
ってか、2人とも、「男役」ってのを「男」って、省略しすぎてやしませんか?

さて、話は進み、「細雪」をベースに芝居を作るとしたら?と聞かれ、壮さんは「ミュージカル版細雪」もしくは「井谷さんを主人公にしたスピンオフ」といってはった。

もともと芝居の最後あたりで、鶴子さんが坊さんの唄を歌っているのだが、そのときに坊さんが踊って出てくるってのはどうか?という話で、周りがあんまり飛びつかないので、「えぇ!面白くないですか?!」と紫吹さんに詰め寄る壮さん。

いや、たしかに坊さんが、1人ずつ白鳥の湖みたいに出てきたら面白いやろうけど・・・
その後、あの芝居できるの?と思ってしまった。(残像が強烈すぎひん?)

あと覚えている範囲だと、壮さんは2回化粧替えをしていて、1回目は雪を踊るとき白塗りと、2回目は前述の赤いワンピースを着て出てくるところ。
雪を踊り終わって暗転した後、猛スピードで舞台をはけるのだが、そのスピードが歴代最速だと言われたそう。(あんな走ってる人初めて・・・みたいに言われたそうな)

まぁ、後は川崎さんMCがぐだぐだなので、なかなか思うようには盛り上がらなかったのかもしれないが、紫吹さんのカイヤさん真似突っ込みとか聞けて、面白かった。
公演後お疲れのところ、トークショーしてくれてありがとう。

KITTE 東京駅前

さて、次の日は朝ごはんを探して東京駅へ。
六厘舎にいって朝ラーメンを食べたのだが、昔食べたときほどおいしさを感じず、ガッカリ。
そうしてプラプラすると、ソラノイロも朝ラーメンをしているので、すかさず入る。
ラーメン2杯目。甘いスープに初めは「甘すぎるわ、コレ」と思ったが、それにもまして麺がスープと合っているのか?という疑問に。
食べ進めていくと、スープの甘さには慣れてきたものの、麺の違和感は消えずじまいで終了。
(残ったスープにピラフとチーズ入れて、炙って食べたい・・・)

ソラノイロ朝ラーメン

そうして、さらに丸ビルあたりでプラプラして、茶して、KITTEに到着。
郵便局のイベントをやっていて、ハンコを集めてまわりながら、ちょこちょことお店にはいってみる。
店に入ったり出たりして、ぐるっと廻ろうとしていると、下でなんかかわいい子がウジャウジャしてるではないか!

ぽすくま集団

なんだっけ、名前。ってかこんなにいたのかキャラクター。(1人しか知らんかった)
最近の私の一押し、関電「はぴ太」君と遜色なくカワイイ。(はぴ太は声がかわいいんだよ)
いや、もともと君たちがかわいいのは既に知っていたし、キーホルダーも持ってたよ。
しかし、揃ってワイのワイのやってると、さらにかわいく見えてしまうなぁ。
あぁ、なんていい日だ。

ということで、この2日間は、おなかも心も満たされて東京を後にした。
これからしばらくは東京土産でさらにおなかも膨らむことだろう。

久しぶりの海外(台湾)

久しぶりって言っても2度目の海外、台湾!

Peachで関空から、さらば日本!いや、帰ってくるし。(仕事残してるし)
2014年9月から、離陸・着陸時でも通信していなければ電子機器が使えるようになり、カメラでカシャカシャとれるように。
といっても、台湾上空は撮影禁止だそうで撮れなかったのだが・・・

ピーチからKLM
ピーチからKLM

上空からみた台湾は、緑に囲まれた美しい国土(?)、まぁ美しい土地。
下手に開発されていなくて、田園地帯が美しいし、河川も堤防とか整備されているところが少なくてありのままな感。

まぁ、下手に開発して、住民増やそうと地名なんか綺麗にすると、例の広島のように被害が大きくなるような気がしないでもない。
(あんなところにどうして住むのだろう?人災だ!と言われてもしょうがない)
家の近所でも避難勧告が出てて、やっぱり崖関係。
昔から住んでるからといって、もう安心はできない。
斜面やら崖やら、そんなんが近くにあるようなところに住むというのは自殺行為だと思い知った今年の夏だった。

そんな話はともかく、とりあえず台湾。
どっかのページに英語が喋れればOKだよ、って書いてあったけど、結局緊急事態とか、困ったときには英語はどうにもならん。
(日本語のほうがまだ通じるって言われたが、結局使わんかった)
ちょっと中国語を勉強したところでどうにもならんのね。向こうが言っていることがわからないと、答えられないから。
参ったし、反省。やっぱり、ある程度言葉わかったほうがいいな。

ただ、台湾のいい人たちに、なんとかフォローしてもらった。
台湾人は全員優しいとは言わんが、助けてもらった人たちに感謝感謝である!

夜市やら市内観光やらしてみたが、もう少しゆっくりできればよいなぁと思った。
自転車とかでぐるっとまわってみたいのだ。
ということで、次回台湾旅行は、レンタル自転車を借りてグルグル回ってみるツアーにするつもり。

台北レンタサイクル
台北レンタサイクル

なんかカードが必要みたいなので、乗れるかどうかチェックしておこう。

食事はどうかといわれると、結局自分の好みの味ではなかった。
なんというか、キレがない感じ。
日本では薄味派な私だが、向こうでは物足りない。
日本の薄味って、薄いけどしっかりした感(塩分とかダシとか)があるのだが、台湾だと色は濃いけどだるーい感じ。

ただし、甘味はうまかった。
かき氷を食べたんだけど、なんか、蜜やら練乳やら、やたらいっぱいかけてくれるから、「やめてくれぇ~~~」とか思ったが、食べてみるとホントに絶妙な甘さでおいしかった。
あれはもう1度たべたいな。
豆花だっけ、まだ食べてないから、これも食べてみたいところ。

ということで、次回の台湾は、サイクリングと甘味処めぐりにしよう!

島根初上陸

前々から出雲大社に行きたかったのだが、なかなか行けずにいた。
今回、ようやく行こうと決意。

大阪から深夜バス(出雲まで5,500円ぐらい)が出ていると知って、「おぉ!これなら行けそう」と思ってさっそく往路を予約。
あとから復路もバスにしようかとしたが、すでに完売していた。

で、出雲市駅。
思っていたより都会。というか、広い。

愛称バタデンの「一畑電車」の駅でパーフェクトチケット(出雲と松江の電車・バス3日間乗り放題で3,000円は超お得!)を買い、早速出雲大社駅へ向かう。

一畑電車 川跡駅

川跡(かわと)駅で出雲大社駅行きに乗り換える。踏切の音に急かされながらの乗り換えは、ちょっとだけスリルあり。

で、出雲大社。
出雲大社駅から数分歩くと、あっけなくついてしまう。

出雲大社 仮社殿

出雲大社では柏手を4回打つということで、通例にのっとりお参り。
参拝後は、「出雲と言えばそばでしょう!」と朝から割子そばを注文。
そばつゆがちょっと甘かった・・・ケド、そばはおいしかった。

次!
雲州平田駅まで行き、そこから平田生活バスに乗って鰐淵寺へ。
バスは鰐淵寺の駐車場までしか行けないので、そこから800mほど上り坂を歩く。

やっとのことで着いたら、またそこから石段を登って本堂へ。

ここのお堂は、質素ながらも非常に美しい。この状態を維持していることも素晴らしい。
神仏習合で境内に神社もあり、この建物もラインが美しい。

鰐淵寺

「水がないんですよ・・・」と言われたが、とりあえず浮浪の滝へ行ってみる。

鰐淵寺 浮浪の滝

瀧に水があれば、とは思うものの、素晴らしい景色。
ってか、よくこんなところに建てたなぁ・・・
(どんだけ引き籠りやねん)

瀧から降りてきて、お寺の方に番茶をごちそうになる。
次は若葉の季節か、紅葉の季節に来よう。(秋は綺麗だろうな。でも秋は混むらしいし・・・どうしよう)

で、次!ってか、本日のラスト!日御碕!

バスで駅まで戻って電車で出雲大社駅へ戻り、そこからバスに乗って日御碕へ。

日御碕灯台

(高さが)日本一の灯台。
立地、建物そのものが、まさしくこれぞ灯台!って感じ。
シンプルで美しいってのは、このあたりの共通点なのかな。

そして、日御碕神社。
ここは出雲大社の祖神であり、伊勢神宮と対をなす神社(伊勢は昼を日御碕は夜を護る)らしい。
夕日が差し込んで、社殿の美しさがより映えている。

そうして、またバスに乗り込んで出雲大社駅まで戻り、そこから宿泊地の松江へ向かう。
今日はここまで。
結構歩いた。浮浪の滝では日ごろの運動不足により、両足こむら返りになって、なったまま下山してた・・・
(靴もトレッキングじゃなかったし)

明日は松江&境港。

天然水コンプリート

Suntory 天然水 南アルプス
Suntory 天然水 南アルプス
Suntory 天然水 奥大山・阿蘇
Suntory 天然水 奥大山・阿蘇

サントリーの天然水。3種類揃えてみた!
どーよっ!

って、会社で購入しているのが南アルプスの天然水なもので、スーパーで奥大山を買えば2種類は労せず揃う。
阿蘇はど~したか?
去年九州旅行の土産として買ってきて、3種類コンプリート。
あとは、味見が残るのみ。

写真整理の途中・・・

御坊有田屋 水ぼたん
御坊有田屋 水ぼたん
和歌山電鉄 伊太祁曽駅車庫
和歌山電鉄 伊太祁曽駅車庫

今日は筋肉痛と日焼けによる顔の腫れで、仕事に身が入らなかった。
こんなことではイカン!!
で、旅行1日目の写真を整理中。
有田屋の和菓子は、餡がなんとも上品。また食べたい。

in Wakayama(和歌山)

JR紀勢線 切符
JR紀勢線 切符
わスパの源太&スパ郎
わスパの源太&スパ郎

和歌山は近畿ではないのか?
何故ICOCAが使えない・・・
東京でも、名古屋でも、九州でも使える(ハズ)なのに!
偶然発見したわスパの源太に一目ボレ状態