Shall We ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚!!

さて、久しぶりの宝塚である。

あいにく、いつも観劇前に立ち寄るルマン花のみち店は閉まっていた。
いつ再開するかは不明・・・(ガックシ)

本店に行くほど時間の余裕もないので、ロッテリアでお好み焼きバーガーを購入してから劇場に入る。

さてさて、今年99周年のラストであり、東京では来年100周年のしょっぱなを飾るという舞台。
雪組を観るのは初めてだし、どのようなものか・・・フフフ楽しみにしておりやしたよ。
とあたりを見回すと、2階以上の席は不明だが、1階部分は満席で立ち見客も多くいた。男性客も多く、とくに若い男性も結構いるのでびっくりした。

今日は「Shall We ダンス?」を見に来たので、ショーはまぁどーでもいいってことはないけど二の次。
ということで、まずはお芝居から。

主人公がワルツを踊る(ザ・タカラヅカって感じ)夢から始まり、そこからは日本版と同様、電車のホームで気になってるんだよねぇ~あの女性・・・ってことで話が進むのだが、登場から何もしてないのに笑いが起こる夢乃さん。

どうやらダメ社員で、PCをアップデートしようとして失敗して、元に戻そうとダウンデートしようとしたらデータ消してもーた?とかなんだとか、まぁとにかく沈んでらっしゃる。(一応復旧はできる見込み・・・たぶん)
というものの、腰以下の動きはヘンに機敏。(まぁ、要するにクネクネ)

最後までクネクネとヘンな熱さで笑いを誘うが、もっとクネクネでも良いよと思う。
(劇場なので。ただし、腰痛めない程度で。)

ほぼほぼ、日本語版の映画を踏襲しているため、ストーリー展開はもうわかってしまっているのだが、映画を見ていてもいなくても、それはそれってことで楽しめる。
他の登場人物はどこにでもいそうな人々だし、芝居も過度になっておらず、現代物として非常に入りやすい。
また、配役も今の雪組のメンバーで、ばっちしあてはまっているところがスバラシイ。(組ファンならこういう配役はうれしいのではないだろうか)
映像を巧く利用していて、大会をLive中継しているような映像もあり、おもしろい趣向だった。最近映像を多用していると思うが、巧く使うのは本当に難しい。

小柳さんは、宝塚の演出家のなかではまだ若い部類に入ると思うが、ストーリもうまくまとまっており、題材がよければなかなかの舞台を作れるのではないかと今後に期待してしまいそうだ。
ただ、社交ダンスは、初心者役ならともかく、上級者役の人にはもう少しうまくなってもらいたいところ。(湖池屋スコーンCMレベルには、いってほしい。)

次はショーだ。
二の次といいつつ、宝塚はやはりショーがよくなくては。
こちらは宝塚のショー作家としてはもう地位を確立している藤井大介。
私は立て続けにこの人のショーを観ているのだが、自分が観たショーとしては今回が一番良かった。
(ちなみにビデオで見たうち最高なのはアパショナード!)

しょっぱなから、電飾教会で「こんぐらっちゅれーしょん!」と歌い踊り、Jazzのメドレーになるのかと思いきや、その後はディスコ風?に宝塚メドレー、シャンソン、カンカン。
そして、プチ小林幸子が登場し「しゃんぱ~にゅ~」と歌いだす。
そしてそして、まさかの銀橋。(あの衣装じゃ下見えまへんがな、大丈夫かいな・・・と心配している最中、案の定つんのめっているソウさん)

ソウさんは1回左の扉から登場、他メンバーは2回ほど客席おりがある。
知らんかった私は、ぽけーっとみているだけだったが、慣れた人はハイタッチしてもらってた。
しまった、通路側にいたのに、なにもせんかった・・・
(次に行ったときは、「私慣れてます!」って感じで手を出しておこう。ってどないやねん。)

芝居ほどではなかったが、ショーも満足できる仕上がりになっていた。
最近のショーで気になるのは背景。
昔のように絵をどーーんと背景に使うということがなくなって、電飾を手抜きっぽく思うことが多く背景がないのが正直つまらないのだ。
今回は、もう電飾一辺倒!って感じだったが、プロローグなんかは、電飾を上品に使っていて非常に好感が持てた。
(フィナーレは、なんかニガウリが並んでる感じだったけど)

画ヅラで面白かったのはシスターの場面だな。
ゴールドでTAKAZAZUKAって書いてある前をシスターがぞろぞろ並んでる姿が滑稽だった。

Congratulations宝塚
Congratulations宝塚

(この前シスターがぞろぞろ歩いている図柄)

総じて、自分が見た宝塚の芝居のなかでは一番よかったし、ショーも悪くない。
ということで、私は決めた。
「DVDを買おう!」と。

正直もう1回最後ぐらいの公演を観に行きたいのだが、もう土日のチケットないよねぇ・・・

ということで1万円準備します。

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